はじめの一歩 ミニマリズム

片付けが苦手でも大丈夫!デスク周りから始めるミニマリズム入門

Tags: ミニマリズム, 片付け, デスク周り, 整理整頓, 初心者

目の前の「ごちゃごちゃ」にうんざりしていませんか?

書類の山、ペン立てにあふれるペン、使いかけのノートや付箋...。デスク周りが散らかっていると、集中できない、探し物ばかりしている、何となく落ち着かない、と感じることはありませんか?特に仕事や作業をする場所が整っていないと、効率が落ちてしまったり、気分が沈んでしまったりすることもあるかもしれません。

この記事では、片付けが苦手でも大丈夫。「デスク周り」という小さなスペースから始めるミニマリズムの最初の一歩をご紹介します。デスクを整えることが、仕事効率アップだけでなく、心のゆとりにも繋がる理由と、誰でも無理なく実践できる簡単な方法をお伝えします。

なぜデスク周りから始めるのがおすすめなのか

ミニマリズムと聞くと、家中の物をすべて減らさなければいけない、と思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、最初から広範囲に取り組むのはハードルが高いですよね。そこで、おすすめなのが「デスク周り」という限られたスペースから始めることです。

デスク周りは、私たちの日常生活や仕事において、比較的多くの時間を過ごす場所です。ここが整っていると、以下のような変化を感じやすくなります。

このように、デスク周りを整えることは、日々のストレスを減らし、生産性を上げ、結果的に心の豊かさに繋がる有効な一歩なのです。

デスク周りミニマリズムの超簡単ステップ

では、具体的にどのようにデスク周りを整えていけば良いのでしょうか。片付けが苦手な方でも大丈夫なように、無理なく進められる簡単なステップをご紹介します。完璧を目指さず、まずは「今より少しだけスッキリさせる」ことを目標にしてみてください。

ステップ1:まずは「見えるもの」から手をつける

最初から引き出しの中や書類の山全てに手をつける必要はありません。まずはデスクの「天板の上」や「目の前にある棚の一部」など、今見えている範囲にある物から始めてみましょう。

ステップ2:「必要か?不要か?」で分けてみる

デスクの上にあった物を一つずつ手に取り、「これは本当に今、ここで必要か?」と考えてみましょう。

この時、「いつか使うかも」という考えは一度横に置いて、「今、ここで、必要か」を基準にするのがポイントです。迷うものは「保留」に分類しておきましょう。

ステップ3:不要な物を手放す

不要と判断した物は、思い切って手放しましょう。

手放すことに罪悪感を感じる必要はありません。その物が「今、あなたのデスク周りで役割を終えた」と考えるようにしてみましょう。無理に一度に大量に手放そうとせず、できる範囲で大丈夫です。

ステップ4:必要な物の「定位置」を決める

デスクに残すことにした必要な物は、どこに置くかを決めましょう。これが「物の定位置」を決めるということです。

定位置を決めることで、「使ったらそこに戻す」という習慣がつき、散らかりにくくなります。また、必要な時に「あれはあそこにあるな」とすぐに分かるようになります。

ステップ5:保留ボックスを見直し、一時的な「一時置き場」を作る

ステップ2で保留にした物は、後日改めて見直しましょう。

また、どうしてもすぐに片付けられない書類や、一時的に置いておきたい物は、「一時置き場」として決めた場所に置くようにすると、デスクの天板が物で埋まってしまうのを防げます。ここも定期的に見直すことが大切です。

デスク周りが整うと得られる心の変化

デスク周りのミニマリズムは、単に physical な空間がスッキリするだけではありません。目に見える変化は、心にもポジティブな影響を与えてくれます。

小さな一歩であるデスク周りの片付けが、あなたの日常に静かで穏やかな変化をもたらしてくれるはずです。

まとめ:まずは「デスクの上にあるペン1本」から

デスク周りのミニマリズムは、決して難しいことではありません。家全体を一度に片付ける必要も、完璧な状態を目指す必要もありません。まずは、今目の前にある物の中から、「これは本当に必要かな?」と問いかけてみることから始めてみてください。

デスクの上にあるペン1本でも、不要な書類1枚でも、何か一つを手放してみる。それだけでも、小さな変化を感じられるはずです。

この記事でご紹介したステップは、あくまで一つの例です。あなた自身のペースで、できるところから、少しずつ進めてみてください。デスク周りがスッキリすることで、きっと仕事や作業がはかどり、そして何よりも、あなたの心が少しでも軽くなることを願っています。

まずは、目の前のデスクから、ミニマリズムの小さな一歩を踏み出してみませんか。